テーマ:地域農業

2020年度全国農業新聞連載「戦略論のウラの裏側Vre2020」Ⅲ

★軟弱野菜を首都圏市場に出荷? ★建設会社が掲げた構想とは?  岡目八目とはよく言ったもので、自己分析を当事者自ら行うと、肝心なことを見落としてしまうことが多々ある…そんな事例を、もう一つ紹介しよう。  当事者は、年間300万人もの観光入込客が訪れる全国有数の温泉地からほぼ10kmほどに位置する中山間地域の町で、建…
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2020年度全国農業新聞連載「戦略論のウラの裏側Vre2020」Ⅱ

★都会的でお洒落なパスタ風? ★6次化でお門違いの失敗作  コロナ禍も5月下旬、非常事態宣言解除になったので、「有事のリーダー論」は第二、第三波の際にでもさせていだくことにして、当連載の本題を「③自己分析」から書くことにしよう。  ただし、この③は次の「④仮定仮説」とも直結する事項なので、読者には「③④合わ…
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2020年度全国農業新聞連載「戦略論のウラの裏側Vre2020」Ⅰ

★リーダーの真価問うコロナ禍 ★危機感ゼロで傍観の自治体も  当コーナーは昨年度に引き続き、「戦略論のウラの裏側」を継続することになったので読者には約束通り、戦略発想体系「③自己分析」からの裏話を伝えるつもりでいたが、世の中見渡せば、今はコロナ禍一色…。  まさに「有事」とも言える事態で、こんな時こ…
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2019年度全国農業新聞連載「戦略論のウラの裏側」Ⅹ

★「臭いものには蓋」が横行? ★「諦めない自治体」も一部に    今年度の連載は「戦略論のウラの裏側」と題して、筆者が平素の講演では話しにくい、地域農業の特殊な事情や本質的な課題を戦略発想体系に沿って全般的に書いていくつもりだった。  だが、書き進めていくうちに、戦略発想体系の「①環境変化」から「…
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2019年度全国農業新聞連載「戦略論のウラの裏側」Ⅸ

★地域リーダーに必須の資質 ★「人材育成こそ」を理念に  幅広い視野と見識、想像力や指導力を持つ人材こそ地域戦略のリーダーにふさわしい――それは大げさに言えば、大国に攻め込まれた弱小国がいかにしてこれに立ち向かい生き抜くのか、そんな戦いを指導するリーダーの才覚――にも通じるものがあるだろう。  19…
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2019年度全国農業新聞連載「戦略論の裏の裏側」Ⅷ

★「+地域」という最終目的 ★理に適うリーダーはいるか  農業界が地域戦略で失敗する最大要因の「組織編制」――当連載ではその背景的な理由を数回にわたって書いてきたが、編制の際の「トップ選出」という点に関しては書き足らないことがあったので、再度、この件について触れておきたい。  それは、言葉を換えれば「いかな…
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2019年度全国農業新聞連載「戦略論の裏の裏側」Ⅶ

★「得する人」と「損する人」に ★「逆淘汰」の組織腐敗構造  一方、「アドバース・セレクション」で言う理論とは「逆淘汰」とも訳される組織腐敗の構図だ。 もとは保険業界から派生した用語らしく、たとえれば、こんな話になる。   ――とある保険会社が「1日千円の掛け金で、治療費全額保証の保険商品」を販売し始…
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2019年度全国農業新聞連載「戦略論の裏の裏側」Ⅵ

★様子見から希望的観測へ ★一致団結しない「及び腰」  「農業界独特の平等意識」と並んで、「組織編制」を阻害するもう一つの要因――「普遍的な心理」については、1990年代の戦略論などで提唱されはじめた「コスト」や「アドバース・セレクション」の心理的な理論でおおむね説明がつく。  「コスト」とは―…
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2019年度全国農業新聞連載「戦略論の裏の裏側」Ⅴ

★才覚とは無縁のトップ選出 ★責任取らず居座る階層体質  農業界では、創設する組織のトップを選ぶ際、本人の能力や見識よりも、「年功序列」や「先任制」のような発想から、年齢や経験の多さだけで選出されるようなケースが極めて多い。  農村社会の閉鎖性も手伝って、「我こそは」と立候補する者もいないから、いや応な…
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2019年度全国農業新聞連載「戦略論の裏の裏側」Ⅳ

★独特の平等意識と唯我独尊 ★スタッフの自覚無き構成員 「政略」に並んで、戦略が失敗するもう一つの最大要因「組織編制」――そこには大きく分けて「農業界独特の平等意識」と「普遍的な心理」、この二つに起因する落とし穴が見られるが、まずは前者について、今回と次回、詳細に述べたい。  組織編成時に「…
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2019年度全国農業新聞連載「戦略論の裏の裏側」Ⅰ

★クラウゼヴィッツにモルトケ? ★戦略論の背景を赤裸々に ★地域農業をテーマにした戦略論の講演で地方に出かけると、ときおり困った場面に出くわすことがある。 ★それは、講演の最中にも関わらず、聴取者の中の一人が、戦略論の手順を話す筆者の言葉をさえぎって突然、大声でこんなことを言い出すような時だ。 「…戦略なんて、若…
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2017年度全国農業新聞連載/新機軸への提言Ⅷ

★平準化への巡回車システム ★ラストワンマイルも可能に  「からか~ぜ」が準備していた二つの「新機軸」のうちの、二つ目とは巡回車システムの構想だった。  JA佐波伊勢崎の直売所5店舗は市域を取り囲むように分散・配置されていて、各店舗地域の農業形態、得意品目、出荷量にはそれ…
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2017年度全国農業新聞連載/新機軸への提言Ⅶ

★観光農園・体験農場を併設 ★後継者問題を直売拠点から  「登録制」を導入した直売所「からか~ぜ」には、さらに二つの「新機軸」が構想されていた。  その一つは、店舗の隣接地に観光農園・体験農場を併設するという、都市近郊型の直売所としては「異例」の構想だった。  伊勢崎市域は平坦地で…
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2017年度全国農業新聞連載/新機軸への提言Ⅵ

★運営者主導のマネジメント ★出荷者都合より消費者目線  一般的に直売所を開設する場合、施設の運営者は事前に周囲一帯の農家を集め、出荷者組合を設立してもらう。運営者は開設後、棚割りや陳列、品揃えなどをすべてその組合に委任する――これが従来型の「組合制」産直システムである。  …
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2017年度全国農業新聞連載/新機軸への提言Ⅴ

★誰でも出荷可能な「登録制」 ★「独占や縄張り」の解消を  2010年にJA佐波伊勢崎が開設した直売所「からか~ぜ」は前橋市や玉村町との境界にも近い県道104号線沿いに位置している。  周囲はごくありふれた田園風景の、閑散とした農村区域にある直売所だが、1万㎡以上の広大な敷地に、…
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2017年度全国農業新聞連載/新機軸への提言Ⅳ

★「縄張り」「独占」が横行? ★肥料の不購入で「出禁」?  直売所に関する「唖然」を書き連ねていこう。  まずはA県B市の直売所に出荷する若手農家の話。  「品目方式を取り入れても、売り場の一番良い場所は出荷者組合の古株たちの縄張りになっていて…。新参の出荷者は…
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2017年度全国農業新聞連載/新機軸への提言Ⅲ

空コンテナ1個1日3千円の損 品目方式でも解消しない縄張り?  縄張り意識から「出荷者占有のコンテナ方式を維持するべき」と主張する生きがい農家。一方、コンテナ方式はやめて、季節や時間での品不足を補うためにも「品目ごとの出荷陳列にするべき」と主張する若手農家――前回は、そ…
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2017年度全国農業新聞連載/新機軸への提言Ⅱ

■「組合員はぜんぜん減ってない」? ■後期高齢者ばかりの出荷者組合  「組合員はぜんぜん減ってないし、新規の出荷者なんか、募集する必要はねぇよ…」――それがA町にあるB直売所の出荷者組合長が発した回答だった。 なぜ、こんな会話になったのか。話は今から15年ほど前まで遡る。  B地域…
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2017年度全国農業新聞連載/新機軸への提言Ⅰ

★「それが常識だぁ!」の一喝 ★時代錯誤まかり通る農業界  もう数年ほど前のこと。東北のある村で「長ネギの産地化構想」が浮上し、その関係者とともに、長ネギ栽培の先進地・茨城県の南部に位置するJAを訪問した時の話である。  管内生産者の栽培地を視察させてもらった後、JAのネ…
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2016年度全国農業新聞連載「地域農業のプル戦略」No.10

★セルフ式カフェに高級メニュー? ★情報戦・総力戦の時代だからこそ  筆者が最後の善処策として提案した二つの戦術で、一つ目とは品揃えに関わる戦術だった。  出荷希望者を対象に年間出荷の予定品目・量を事前調査すれば、平日地元客向けに必要な品目の有無や、商品棚を年間埋めるに足りる出荷…
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2016年度全国農業新聞連載「地域農業のプル戦略」No.09

★善処策の戦術二つを提案したが ★実行されないままに施設は開業  戦略・作戦など「遠い対岸の火事」みたいな話で、「前段作戦」も遅々として進まなかった理由――それはB町が有数の稲作地帯だったからだろう。  減反に米価下落…ゆえに稲作農家にとっていっそうの重要課題は「反収の向…
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2016年度全国農業新聞連載「地域農業のプル戦略」No.08

★拠点整備に向けた事前作戦を進言 ★動いたのは一握りの若手農家だけ…  人口約1万5千人で、稲作農業を主体とする、A県のB町に「拠点施設整備構想」が浮上したのは今から6~7年前のこと。 この頃から農業界では「6次産業化」が叫ばれ、これに呼応するように町の一大プロジェクトとして…
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2016年度全国農業新聞連載「地域農業のプル戦略」No.07

★「戦略無視」「ソフト軽視」のままで ★施設整備だけに飛びついた自治体  ソフト事業を先行させて最終的には全メニューを有機的に導入し、地域農業の活性化を戦略的に推進してほしい」と提案された「旧・経営構造対策事業」――だが、その狙いはあまりに理解されなかった。  受け手である各自治…
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2016年度全国農業新聞連載「地域農業のプル戦略」No.06

★「プル戦略」の原型は旧・経構事業 ★事業に秘められた戦略・狙いとは  筆者が紹介する「プル戦略」とは――国や各県・農業会議がかつて推進していた「旧・経営構造対策事業」――が、その原型である。  同事業のメニューには「直売」「加工」「飲食」「市民農園」「宿泊」が掲げられ、ソフト&ハー…
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2016年度全国農業新聞連載「地域農業のプル戦略」No.05

★「出城」攻勢で対象エリア拡大 ★「遠征」で海外にノウハウ提供  今の客は生食より惣菜・弁当を求める「手抜き族」。ゆえに必要なのが第四の作戦――「6次化」であるが、これは昨今の6次化と少々意味を異にしている。  品質規定をアップしていく「ブランド化」には規格外が発生する。また、それ以…
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2016年度全国農業新聞連載「地域農業のプル戦略」No.04

★ブランド力を証明する「直売化」 ★経営安定の「多品目・長期供給化」  第二の作戦「直売化」とは、ブランド品目を直売するためのシステム構築だ。  百貨店や著名シェフを頼って地域のブランド品目を販売するようでは「本物」にはなれない。ブランド力が地場産品にあるのか売り手にあるのか不明…
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2016年度全国農業新聞連載「地域農業のプル戦略」No.03

★情報戦時代を捉えた「ブランド化」 ★エコー効果ももたらした伊勢崎市  前回、「プル戦略」とは、地域内に客を誘い込む「誘惑型」と簡単に説明した。  しかし、それは、第一段階の作戦体系が「プッシュ戦略の発想とは対比的な特徴を持つ」から、そのように表現したまでのことで、第二・第三段階…
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2016年度全国農業新聞連載「地域農業のプル戦略」No.02

★プッシュ戦略の対比にあるプル戦略 ★労多くして功少なし「押し出し型」?  いま、全国各地の自治体は、地域農業の活性化に向けて、「プル戦略」とは真逆に位置する「プッシュ戦略」に取り組み始めている。  「プッシュ戦略」とは――地場の農産物や農産加工品を大消費地に持ち込んで、強引に売り込んでいく…
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2016,年度全国農業新聞連載「地域農業のプル戦略」No.01 

★山形県A町に最新の直売所オープン ★プル戦略の第一歩としての直売機能だが  今年5月14日(土)、人口1万5千人程度の町、山形県A町に最新型の農産物直売所がオープンした。  敷地は約7,000㎡。約80台の駐車場に約600㎡の芝生園を配し、西側の緑地帯には高い樹木が並木のように立っ…
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「雪ほたか」名称決定に至る事実経過と、「村の公式発表」の矛盾

■担当者(前・田園整備課長)が前橋事務所を訪ねて  全国農業新聞群馬版連載の「ブランド真or贋」(2016年4月10日付)の「雪ほたか」のネーミングに関し、「筆者が考案した名称」と断定した部分を読んで、「詳細はブログ参照」という但し書きに、ついついこのブログを開いてしまったという読者――あるいは、「そんなはずはない」と思う読者も含めて…
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